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有識者インタビューVol.1 × 助産師cafe 落合陽子様
2025.12.13
助産師は、あなたのすぐそばにいる
地域に寄り添う“助産師cafe”——落合陽子さんインタビュー 武蔵浦和を中心に、妊娠・出産・子育てに悩む方々の「よりどころ」として活動を続ける助産師・落合陽子さん病院の枠を超え、地域で助産師とつながる場所をつくるまでの道のりと、その背景にある思いを伺いました
【助産師が地域に出る理由——「助産師cafe」に込めた思い】
助産師13年目の落合さんは、コロナ禍で孤立するお母さんたちの状況を目の当たりにし、「もっと気軽に助産師に会える場所をつくりたい」という思いが強くなっていったといいます。
助産師は、本来“女性の一生”に寄り添う専門職。しかし多くの人は「助産師は病院の人」というイメージを持っています。そのギャップを埋めるため、落合さんは「助産師cafe」という形で地域の中に居場所づくりの活動の場を広げました。
【活動の軸と大切にしていること】
出張型助産師であり、会社である「PROTON(プロトン)」その名の由来は
「そっと寄り添い、まだ会っていない誰かの力になりたい」
という落合さん自身の思いが込められています。
産む・育てる・サポートする人たちが笑顔になるための
活動の柱は次の3つ。
⑴ 産む・育てる人を支える(助産師cafe、ノンアルイベントなど)
⑵ 助産師同士をつなぐ(助産師酒場・勉強会など)
⑶ 企業と子育て世代をつなぐ(企業向け職場復帰支援研修・講座など)
どれも「気持ちが軽くなる継続した関わり方」を大切にし、心がけています。
【やりがいと印象深い瞬間】
「何年経っても再会できる――それが本当に嬉しい」と落合さん。
一方で、自分たち助産師は“忘れられていい存在”だとも語ります。
「お母さんが一人で歩き出せたら、それで十分。ふとしたときに思い出してもらえたら、それだけでうれしいんです。」
活動の裏には、挑戦を応援してくれる周りの人への大きな感謝があると話します。
【これから目指す未来】
今後は、働くママの職場復帰支援をさらに強化したいと語る落合さん。
助産師が企業と連携し、「産む・育てる・サポートする人が笑顔で働きやすい職場づくり」に関わっていける未来を描いています。
そして自身が目指す姿は、
“心がほっとできる、自分らしい状態でいること”。
「人生一度きり、やりたいことをやる」自由な生き方を大切にしていきたいといいます。
【武蔵浦和周辺でおすすめのお店】
「おくどさん」など、座敷がある和食店がおすすめだそう。
【子育て中の皆さんへメッセージ】
「まずは、お母さん・お父さん自身が笑顔でいられるよう “自分らしく” いてください。
しんどいときは、どうか助産師を頼ってください。
私たちは、あなたのすぐそばにもいるかもしれません。」
落合陽子さんの公式アカウント:
@greendays45
@proton_45.com2022
むさうらまちむずび公式インスタグラム にて有識者インタビュー 公開中!そちらも 是非 覗いて見てね!
https://www.instagram.com/machimusubi_musaura/
Presentated by 埼玉大学 B-CAMP 参加メンバー 丸岡/須藤/山本
協力サポート:Be ACTO武蔵浦和 マチノバ
B-CAMP 主催:NPO法人ブランディングポート